ロッテ・鳥谷敬が現役引退、自身で申し入れ 「皆様のおかげで試合に出続けることが…」

ロッテ・鳥谷敬【写真:宮脇広久】
ロッテ・鳥谷敬【写真:宮脇広久】

プロ通算18年間で2243試合出場、2099安打

 ロッテは31日、鳥谷敬内野手が今季限りで現役を引退すると発表した。この日、本人が球団に申し入れた。鳥谷は2003年ドラフト自由枠で阪神に入団し、2020年にロッテに移籍した。プロ通算18年間で2243試合に出場し、2099安打を放っている。今季は32試合出場に止まり、7月6日に出場選手登録を外れていた。

 鳥谷は球団を通じ「阪神で16年、ロッテで2年。色々な人と出会い、色々な人に支えていただき、ここまで現役をすることが出来ました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることが出来ず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一を目指している時期に個人的な事を発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます」と決断に至った経緯を説明した。

 また「この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることが出来て、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」と思いを述べた。

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