巨人が2連勝でファイナルS進出 代役4番丸がV打、阪神は失策から崩れ甲子園ため息

3回、巨人・丸佳浩に逆転打を打たれた阪神先発・青柳晃洋(右)【写真:共同通信社】
3回、巨人・丸佳浩に逆転打を打たれた阪神先発・青柳晃洋(右)【写真:共同通信社】

巨人高橋、阪神青柳の両先発が序盤から崩れる展開

■巨人 4ー2 阪神(CSファースト・7日・甲子園)

 7日に甲子園球場で行われた「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」ファーストステージ第2戦で、巨人が3-2で阪神に逆転勝ち。リーグ3位で挑んだ短期決戦に2連勝し、ファイナルステージ進出を決めた。

 両チームとも序盤から先発が乱れる展開に。阪神は2回1死二塁からCS初スタメンの佐藤輝が左翼へ先制適時二塁打。さらに近本のタイムリーで巨人・高橋から2点を先取した。しかし直後の3回に遊撃の中野がファンブルして先頭の吉川を出塁させると、青柳が3連打を浴びて1点差に。さらに2死満塁の場面で、欠場している岡本和の代わりに4番に座る丸に逆転の適時二塁打を浴びた。

 巨人は6回に4番手の高梨が2死満塁を招くも、継投した鍵谷がマルテを三ゴロに仕留めて事なきを得た。すると打線は8回、阪神の三塁・大山の失策から作った1死二、三塁のチャンスでウィーラーの中犠飛で追加点を挙げた。

 9回は守護神のビエイラが2死一、三塁のピンチを招くも、最後はロハス・ジュニアを空振り三振に。甲子園が大きなため息に包まれる中、マウンド上で強烈なガッツポーズを決めた。巨人は10日から神宮球場で始まるリーグ王者ヤクルトとのファイナルステージに挑む。

【実際の映像】もう“逆シリーズ男”なんて呼ばせない! 代役4番・丸の決勝打

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