ヒーニーが数時間だけ在籍の古巣に“出戻り” ドジャースと合意をMLB公式報じる

ヤンキースからFAとなっていたアンドリュー・ヒーニー【写真:Getty Images】
ヤンキースからFAとなっていたアンドリュー・ヒーニー【写真:Getty Images】

2014年にマーリンズからドジャースにトレード移籍も、同日にエンゼルスへ

 ドジャースとアンドリュー・ヒーニー投手が1年契約で合意したと8日(日本時間9日)、MLB公式が報じた。関係者がMLB公式のマーク・フェインサンド記者に伝えたという。同記者によると、契約は850万ドル(約9億6000万円)で、身体検査の結果待ちだという。

 ヒーニーは今季、エンゼルスから7月にヤンキースにトレード移籍。計30試合に登板(23先発)して8勝9敗、防御率5.83だった。ヤンキース移籍後は成績を落としており「最終的にはローテから外された」とした。

 しかし「速球の回転率は90パーセンタイルに位置している」として、ドジャースはヒーニーが復活することに懸けたといえる。同記者によれば「およそ12球団がヒーニー獲得に興味を示していた」という。ヒーニーはマーリンズ時代の2014年12月11日(同12日)にドジャースへトレード移籍したが、同日エンゼルスに移籍した。数時間在籍した古巣への“出戻り”となりそうだ。

 ヒーニーと合意したとはいえ、ドジャースは今季怪我人続出で先発ローテーションが手薄だった。「今冬は質の高い投手をできるだけ多く加えようとしている」として、ともにFAになったクレイトン・カーショー投手とマックス・シャーザー投手の残留交渉に全力を注いでいると報じている。

(Full-Count編集部)

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