五十嵐亮太氏が語る、古巣ヤクルトの「雰囲気をよくしてくれる」2選手とは?
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「eBASEBALLプロスピAリーグ」の講演会で「プロの矜持」を語る
元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクでも活躍し昨年現役を引退した五十嵐亮太氏が14日、都内で行われた「eBASEBALLプロスピAリーグ」の研修会に出席した。「プロの矜持」をテーマに行った講演会では「チームワークは重要」と力説。ムードメーカーの大切さについて語った。
「eBASEBALLプロスピAリーグ」では3選手が1チームとなりシーズンを戦う。五十嵐氏は、連敗時の雰囲気を払拭するためには「チームの空気をよくする」選手の存在が必要不可欠だとし「ソフトバンクなら松田(宣浩)、ヤクルトは村上(宗隆)、青木(宣親)がチームの雰囲気をよくしてくれるし、ガラッと変えてくれる」と“ムードメーカー”の名前を挙げた。
20日からは「SMBC日本シリーズ2021」が開幕。古巣ヤクルトとオリックスが頂上対決に挑むが、「チームの雰囲気が悪くなるシチュエーションは絶対に出てくると思う」と短期決戦ならではの懸念もあるそうだ。一方で、「そうなったときにチームを批判し合うのではなく、いい方向にいくために考えていく上で、ユーモアがある選手がいた方がいいこともある。ヤクルトで言えば、村上や青木は積極的に声出しをしているので、ああいった姿は非常に大事です」とプレー以外でもチームを鼓舞する2選手に期待を寄せていた。
モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」を使用した、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALLプロスピAリーグ」は、プロ野球12球団を代表する各球団3名、計36名のプロプレイヤーがセ・リーグとパ・リーグのeペナントレースを戦い抜き、日本一を目指す。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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