二刀流で大活躍、大谷翔平を育んだ人間性 “マンダラ”考案者が明かす真実
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花巻東高時代に作った目標達成のための“マンダラ”考案者が明かす
エンゼルスの大谷翔平投手は今季、米大リーグで前人未到の大活躍を見せた。その驚異的な成長はどのようにして導かれたのか。大谷が「8球団のドラフト1位指名を受けプロ入りする」という目標を掲げ、取り組んできたツール“原田メソッド”を考案した原田隆史氏が、野球技術の向上を助けるプログラム「TURNING POINT」の中で明かしている。
大谷は今季、打者として46本塁打、投手として9勝を挙げた。さらに投打二刀流での球宴出場は、史上初めて。ベーブ・ルース以来の活躍とも言われた。成績もさることながら、注目を集めたのは“人間性”。グラウンド内外で見せる笑顔はファンを虜に。球宴ではゴミを拾う姿がカメラに捉えられ、話題にもなった。
原田氏は「打者として、投手としてすごい、二刀流がすごいというより人柄ですよ。このように“理想的”に育ってくれたらいいと世界中の人が感じている。こういう人を教育の中で生み出すにはどうすればいいのか」と語り、大谷を人としての高みに導いた“メソッド”の活用法を詳細に説明している。一見、途方もなく大きく見える目標も、小さな行動の積み重ねということがわかる内容となっている。
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