イチロー氏が今年2度目の高校生指導 日米通算708盗塁の“極意”伝授「一歩目の切り方」

千葉明徳の選手に走塁の指導をするイチローさん【写真:代表撮影】
千葉明徳の選手に走塁の指導をするイチローさん【写真:代表撮影】

千葉明徳が全国で1番最初にイチロー氏にオファーし実現

 マリナーズのイチロー氏(会長付き特別補佐兼インストラクター)が3日、千葉明徳(千葉)を訪れ、引退した3年生を含め野球部の生徒63人に指導を行った。国学院久我山(西東京)に続き今年2度目。メリハリの大切さ、走塁、守備の極意などを伝授した。

 千葉明徳は今年の千葉県秋季大会では初戦で東海大市原望洋に2-14で敗戦。同校への訪問を決めたのは全国で1番最初にオファーが届き、学校の理事長から「チームとして夏の大会ベスト8の壁を越えたい、個人としても上手くなりたい、さらには選手たちの人間としての成長のため、一緒にプレーをしてほしい」と熱望されたからだという。

 練習は2日、3日と行われ岡野賢太郎監督、コーチ陣には「メリハリが大事。ゲーム中でも静寂な時間がどこかである。より(元気を出すと)際立つ。練習中でも、キャッチボールが終わって、次に移る5分間、それだけでいい。ダラダラいくのが怖い。本能的に体力を残そうとする。リセットして、もう1回、ガーンと(いく)。(そうすると)質が上がる。怖いのはダラダラいくこと。厳しい学校は時間が長くて、その傾向(ダラダラやる)がある。どの時代も」と、メリハリの重要性を説いた。

 生徒たちに向けた指導では、盗塁のスタートに関する極意も伝授。日米通算708盗塁を誇るイチロー氏は、塁間に2本のラインを敷いた状態で実演し「1歩目の切り方。リードしている時スクエアだとこっち(投手寄り)に行く。右足を少し下げて、ややオープンに構えて1歩目をここ(ライン内)に持ってくる」と伝えていた。

 その他にも、一塁から三塁への走り方では二塁ベースを回る直前ではなく、一塁でスタートを切った時から回りやすいように膨らんでいく形を指導。守備でも生徒たちが構える際にジャンプしている様子をみると「なるべく地面をつかんでおく。目が動くのは野球で言えば、どうしても難しくしてしまう。なるべく(目線を)キープして。プレーが楽になる」とアドバイスを送っていた。

(Full-Count編集部)

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