DeNA勝又「投手への未練はないです」 育成契約で外野転向、現状維持620万円で更改
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「自分の中では吹っ切れた、まずは支配下登録を」
来季から外野手として育成契約を結ぶことが決まったDeNAの勝又温史投手が9日、横浜スタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の620万円でサインした。21歳は「自分の中では吹っ切れた。切り替えてやるしかない」と決意を表した。(金額は推定)
勝又は日大鶴ケ丘高から2018年ドラフト4位でDeNAに入団。3年目の今季は2軍で31試合に登板、3勝1敗、防御率1.83の成績を残したが戦力外の連絡を受け、秋季教育リーグでは野手として出場していた。
高校時代は通算30本塁打超を記録するなど打撃にも定評があった。「3年間生きたボールを見ていなかったので不安だった。フェ二ックスリーグ(秋季教育リーグ)である程度対応できたので、少し不安は払拭されました」と語る。
背番号はこれまで着けていた「28」から「028」に。「(野手転向を)決めるのは迷ったがやると決めたら切り替えてやるしかない。自分の中では吹っ切れた。まずは支配下登録されないと1軍で野球できない。そこが目標。投手への未練はないです」と力を込めた。
(Full-Count編集部)
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