鈴木誠也は「断然守備がいい外野手」 レッドソックス地元メディアが高評価
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鈴木誠也獲得に関心を示しているとされるレッドソックス
ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ挑戦を目指している広島の鈴木誠也外野手。9球団以上が獲得に関心を示しているとされ、ア・リーグ東地区の名門レッドソックスもその1つとされている。
レッドソックスの地元放送局「NESN」も、今後の補強の候補として鈴木誠也の獲得を挙げる。今季途中にトレードで獲得したカイル・シュワーバー外野手との再契約も選択肢としつつも、「誰に聞いても(シュワーバーより)断然守備がいい外野手であり、ボストンの右翼を守れる」と言及されている。
すでに、ジェームズ・パクストン投手、マイケル・ワカ投手、リッチ・ヒル投手と契約し、ハンター・レンフロー外野手とのトレードでブルワーズからジャッキー・ブラッドリーJr.外野手を獲得しているレッドソックス。記事では、更なる補強の余地がある、と指摘されている。
記事では「スズキ(8月に28歳に)はシュワーバー(3月に29歳に)より若い」と、まずその若さに着目。右打者のレンフローを放出して、左打者のブラッドリーJr.を加えており、右打者の鈴木誠の方がチーム編成上のバランスとして好ましいのでは、とも指摘している。その一方で、メジャー経験のない鈴木誠の獲得にはリスクも内在しているとも。ポスティング費用も含めて、5年総額6500万ドル(約73億7000万円)ほどが必要だと見込んでいる。
シュワーバーとの再契約、鈴木誠獲得の他に選択肢として挙げられているのは「クリス・ブライアントの獲得」「カルロス・コレアかトレバー・ストーリーと契約」「トレードを敢行する」の3つ。果たしてレッドソックスは鈴木誠獲得に本腰を入れるのか。動向に注目だ。
(Full-Count編集部)
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