ロックアウトで球団施設使えず 米メディアは故障者の“リハビリ遅れ”を懸念

ブレーブスのチャーリー・モートン【写真:AP】
ブレーブスのチャーリー・モートン【写真:AP】

ブレーブスのモートン「ブレーブスは私の状態をチェックしておきたいはずだし、そうあるべき」

 メジャーリーグは2日からロックアウト(施設閉鎖)に突入している。オフの契約関係などもストップしている状況だが、米メディアは「この孤独なロックアウトの冬の中、負傷した選手たちが割を食う」と、十分なリハビリが行われていない現状を伝えている。

 ロックアウト中は40人のロースター枠に入っていない選手は球団施設での練習が可能だが、そうでない選手たちは施設が使用できない状況になっている。

 米メディア「ジ・アスレチック」は、この現状を伝えながらトミー・ジョン手術から復活を目指すドジャースのダスティン・メイ投手、パドレスのマイク・クレビンジャー投手ら“リハビリ組”が球団スタッフらと復帰に向けたトレーニングを行えないことを言及。球団と密に連携を取りながら、復帰時期などについて意志疎通できない状況に「数えきれないほどの人間が影響を受ける」と懸念している。

 米メディア「CBSスポーツ」も同様に「業務停止中に許されること、許されないこと」との見出しで怪我人たちの“リハビリ遅れ”に注目。10月後半に右足の腓骨手術を行ったブレーブスのチャーリー・モートン投手は「ブレーブスは私の状態をチェックしておきたいはずだし、そうあるべきだ。球団施設で練習したり、リハビリしたり、球団職員と練習したりする人たちに影響を及ぼすことになる」と苦言を呈していた。

(Full-Count編集部)

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