鷹・泉圭輔、100万減の2700万円でサイン 前半戦で31試合登板も「仕方ない」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・泉圭輔【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・泉圭輔【写真:代表撮影】

「かなりハイペースで投げていて、自分の体が耐え切れなかった」

 ソフトバンクの泉圭輔投手が14日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円減の年俸2700万円で来季の契約にサインした。交渉後の会見では「前半はよくやってくれたと言ってもらいましたが、後半投げられなかったことへの評価なので。仕方ないのかな、と」と振り返った。(金額は推定)

 開幕1軍入りを果たした今季は開幕から中継ぎとしてフル回転。リードした場面だけでなく、ビハインドの場面でもマウンドに上がる機会があり、6月下旬までに31試合に登板した。だが、徐々に調子を落とし、6月22日に出場選手登録を抹消されると、後半戦は1軍登板なしに終わった。

 最終的には31試合の登板で1勝2敗6ホールド、防御率2.73と昨季よりも数字を落とすことに。登板機会だけでなく、ブルペンで肩を作る機会も多く「かなりハイペースで投げていて、自分の体が耐え切れなかった。耐えられる体作りは課題」と語った。

 昨年の契約更改交渉の場では、自身のグッズ、グルメの制作を要望し、今年それが実現した。売り上げも上々だったが、このオフは「今年も何か要望を、と思いましたけど、それ相応の活躍ができてないかったので」と、球団へのリクエストは行わなかったようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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