2022年セの年男は? 36歳は巨人・井納のみ、すでに主力になっている若手も…

巨人・井納翔一(左)とDeNA・牧秀悟【写真:荒川祐史】
巨人・井納翔一(左)とDeNA・牧秀悟【写真:荒川祐史】

ヤクルト、巨人の2020年“ドラ1”は初勝利を手にできるか

 昨年のプロ野球は、ヤクルトが20年ぶりの日本一で幕を閉じた。2022年は寅年。現役選手では、今年24歳を迎える1998年生まれと、36歳になる1986年生まれが“年男”だ。チームの中心選手となっている期待の若手から、正念場のベテランまで、様々な顔ぶれのセ・リーグの主な年男を見てみよう。

 優勝したヤクルトは元山が昨季、ルーキーながら97試合に出場し、打率.255の活躍。一方で、2016年のドラフト1位・寺島はわずか1試合の登板に終わり、慶大から入団した木澤も1軍登板なしに終わった。2位の阪神は、ルーキーの村上が1軍では2試合で防御率16点台と打ち込まれたものの、2軍では10勝を挙げ、ファーム日本一に貢献した。

 巨人は、セ・リーグ唯一の1986年生まれの井納が昨季から在籍したが、5試合で防御率14.40。プロ入り後初の未勝利に終わった。2020年ドラフト1位の平内ら1998年生まれの選手もまだ結果を残せていない。

 一方、Bクラスに終わった中日は、若手が台頭。愛知・東邦高から2016年ドラフト5位で入団した藤嶋は、昨季自己最多の48試合に登板し、防御率1.59の好成績。2年目だった橋本は28試合、新人だった森も10試合に登板した。広島も坂倉は昨季、リーグ2位の打率.315、12本塁打と活躍。大卒ルーキーだった森浦は54試合に登板し3勝17ホールドを挙げた。最下位のDeNAも、ルーキーの牧がリーグ3位の打率.314、22本塁打と躍動。新人初のサイクル安打達成の快挙もあり、新人特別賞を受賞した。

【表】1986年はセでは巨人・井納のみ… 寅年生まれの「年男」一覧

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