ロックアウト解決に向け動き MLB側と選手会が1月中に交渉再開へ、米メディア報じる
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収益分配の見直し、サービスタイム操作の問題解決などが争点か
12月2日(日本時間3日)から始まったロックアウト(施設閉鎖)で、契約などがストップしているメジャーリーグ。今月中にもMLB機構と選手会が、労使協定の交渉を再開させる可能性を米メディアが伝えている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」や米メディア「CBSスポーツ」は、「MLBは経済面の課題における新たな核となる提案を選手会側に対して行う準備をしている」と、ロックアウトの解決に向け動きだしたことを指摘。労使協定の交渉について「その提案がなされるのは恐らく今月中となる可能性が高い」と、1月中に行われることを伝えている。
選手会側は収益分配の見直しや、故意にメジャー昇格を遅らせ年俸調停権やFA権取得を遅らせるサービスタイムの操作、タンキングなどの問題解決を望んでいるという。
ロックアウトがスタートして既に1か月余りが経過しており、新労使協定の締結へ向けて前進することが期待されている。広島からポスティングシステムでメジャー挑戦を表明している鈴木誠也外野手の去就にも大きな影響を与える可能性がある。
(Full-Count編集部)
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