MLBと選手会が労使交渉も進展なし、キャンプ延期も 米メディア「両者の溝は大きい」

ロックアウト後、初の労使交渉が行われた【写真:AP】
ロックアウト後、初の労使交渉が行われた【写真:AP】

メジャーリーグは2月16日からスプリングトレーニングが始まるが…

 メジャーリーグ機構と選手会の労使交渉が13日(日本時間14日)に行われた。ロックアウト後、初の本格的な交渉となったが進展は見られず、スプリングトレーニングも延期される可能性を複数の米メディアが伝えている。

 米スポーツ専門メディア「ESPN」「ジ・アスレチック」などの米メディアは今回の交渉について「狭い範囲の問題に特化したもので、選手たちを勇気づけるようなものは少なく、スプリングトレーニングが延期される可能性を高めるものだった」と、動きが無かったことを伝えている。

 FA権の取得条件、年俸調停のシステム変更やドラフト制度の改定などについて機構側から提案がなされたものの、選手会側が求めていたぜいたく税制度の変更や最低年俸の引き上げについては議題に上がらず。2月16日にスタートする予定だったスプリングトレーニングも厳しい状態だという。記事では「投手と捕手が通常スプリングトレーニングに参加するまでこれから約1か月だが、両者の溝は大きいままだ」と、延期になる可能性を指摘していた。

(Full-Count編集部)

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