年俸50億円右腕vs40歳で完全試合のレジェンド “最強投手”を米メディア選出

Dバックス時代のランディ・ジョンソン【写真:Getty Images】
Dバックス時代のランディ・ジョンソン【写真:Getty Images】

ランディ・ジョンソン氏は2004年のブレーブス戦で完全試合を達成

 2000年以降“最強投手”は誰なのか――。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、ピーク時の活躍が最高の選手を特集。5年連続の成績をベースに評価し、ポストシーズンが絡む貢献度や傑出した登板なども考慮しながらランク付けした。

 1位に輝いたのは、2000~2004年のランディ・ジョンソン(WAR39.0)。この5年間の奪三振数(1468)は2位のシリング(1174)を300個近く離しており、同期間中に最低100先発登板をした投手の中での被打率は1位のぺドロ・マルティネス(.204)に次ぐ2位(.216)。10奪三振以上を記録した試合は79回に及び、2位のペドロ・マルティネス(45回)を30回以上上回った。

 2001年5月8日(日本時間9日)のレッズ戦では20三振を奪い、2004年5月18日(同19日)のブレーブス戦では、40歳にして完全試合を達成した。

 2位は2015~2019年のマックス・シャーザー(WAR34.3)。自己最高の奪三振率(35.1%)を記録した2019年は「議論の余地はあるものの、キャリアの絶頂期」だったと評価。ポストシーズンで首に痛みを抱えながらも世界一にも輝いた。

 2015~2019年の間の投球回数(1050回2/3)、奪三振数(1371)、被打率(.199)は球界最高だった。また2015年10月には、この年2度目のノーヒットノーランも達成している。今オフ、ドジャースからFAとなりメッツと3年総額1億3000万ドル(約149億円)で契約。単年換算の年俸4333万ドル(約49億5000万円)はメジャー史上最高額となった。

 なお3位以下はクレイトン・カーショー、ロイ・ハラデー、CC・サバシアらがランキング入りした。

(Full-Count編集部)

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