「MLBで活躍中の打者のメカニズム教わった」DeNAソト、来日5年目の逆襲に手応え

取材に応じたDeNAのネフタリ・ソト(画像はスクリーンショット)
取材に応じたDeNAのネフタリ・ソト(画像はスクリーンショット)

コロナ禍の昨季は.234、21本塁打「初日から合流できることが嬉しい」

 来日5年目を迎えたDeNAのネフタリ・ソト内野手が24日、オンラインで報道陣の取材に応じた。昨年はコロナ禍で来日が開幕に間に合わず、チームが出遅れ最下位に終わる一因となったが、今年は今月14日に来日。この日まで隔離期間で、自宅でエアロバイクをこぐなどして調整してきた。2月1日から沖縄・宜野湾市での1軍キャンプに参加する予定だ。

 昨年は最初の1軍登録が4月13日にずれ込んだものの、最終的に123試合に出場し、規定打席数をクリアして打率.234、21本塁打62打点。来日以来4年連続20発以上をマークした。ただ、来日初年度の2018年に41発で本塁打王、2019年に43本塁打、108打点で2冠に輝いたのに比べると、低落傾向は否めない。打率も2018年には.310を叩き出していた。

「昨年は到着が遅れ、さらに東京五輪開催で1か月の休みもあって、難しいシーズンだった」と振り返り、「今年は早めに来られて、キャンプ初日からチームに合流できることがうれしい」と笑顔を見せた。

 昨年11月には同僚のオースティン、細川とともに米ロサンゼルスのトレーニング施設で約1週間、現地のコーチからアドバイスを受けながら練習した。「メジャーリーグで活躍中の打者のメカニズムについて教わり、非常に助けになった。ボールにコンタクトする瞬間の動作については、自分とも共通点があると感じた」と手応えを得た様子だ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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