巨人・中田翔にかかる初の“100号”の期待 札幌ドームでの通算本塁打トップ10は?

今季から巨人の2軍打撃コーチを務める小笠原道大氏、巨人・中田翔、ロッテのブランドン・レアード(左から)【写真:石川加奈子、荒川祐史】
今季から巨人の2軍打撃コーチを務める小笠原道大氏、巨人・中田翔、ロッテのブランドン・レアード(左から)【写真:石川加奈子、荒川祐史】

今季限りで日本ハムの本拠地としての役割を終える予定

 2001年に開場した札幌ドームは、今季いっぱいで日本ハムの本拠地球場としての使命を終える。来季からは近郊の北広島市に開場する「エスコンフィールド北海道」が新たな本拠地だ。ここでは開場以来、この球場での通算本塁打トップ10を紹介する。現在キングに立つ選手には、まだ誰も記録していない「札幌ドーム100号」達成への期待もかかる。

 堂々の1位は、昨季途中に巨人へ移籍するまで日本ハムの主砲に座り続けた中田翔だ。通算97発は、2位の稲葉篤紀に38本という大差をつけている。

 今季の巨人は、5月27日から日本ハムとの3連戦が札幌ドームで組まれている。札幌通算100号を達成するおそらく最後のチャンスだ。3試合で3発は簡単ではないが、ツボにはまった時の中田なら「もしかしたら」と思わせる数字でもある。

 札幌ドームは両翼100メートル、中堅122メートルという数字では他の球場と大差ないが、左中間、右中間にふくらみがあり、何よりも高さ5.75メートルのフェンスは12球団の本拠地で1番高く、屈指の投手有利の球場だ。なかなか生え抜きの長距離砲は育たず、3位タイには助っ人のセギノールやレアードが並ぶ。その下にも日本ハムで現役の選手はおらず、長打力不足に悩むことが多かったチームの歴史を表したランキングとなっている。

【表を見る】トップの中田に続くのは誰? 札幌ドーム会場以来の通算本塁打ランキング

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