米野球殿堂、オルティス氏が選出 最終年のボンズ氏&クレメンス氏、元楽天AJは落選

Rソックスなどで活躍したデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】
Rソックスなどで活躍したデビッド・オルティス氏【写真:Getty Images】

オルティス氏は通算2408試合に出場し打率.286、541本塁打1768打点をマーク

 米国野球殿堂は25日(日本時間26日)、今年度の殿堂入り選手を発表し、レッドソックスなどで活躍し通算541本塁打のデビッド・オルティス氏が選出された。307票を集め77.9%の得票率だった。ラストイヤーの10年目を迎えた歴代最多通算762本塁打のバリー・ボンズ氏、通算354勝のロジャー・クレメンス氏は落選となった。

 オルティス氏は1992年にマリナーズと契約。1996年にツインズにトレード移籍し、2003年にはレッドソックスでプレー。“ビッグ・パピ”の愛称で知られ、通算2408試合に出場し、打率.286、541本塁打1768打点をマークした。オルティス氏は候補1年目での選出となり、有資格初年度での殿堂入りは58人目となった。

 殿堂入りは、現役引退から5年経った選手が候補となる。全米野球記者協会(BBWAA)に所属し、資格を持った記者による投票で75%以上の票を得た候補が殿堂入りを果たす。運動能力強化薬物のPEDを使用した疑いのあったボンズ氏は260票を集め66%、クレメンス氏は257票を集め65.2%となり10年目のラストイヤーでも殿堂入りを果たせなかった。

 また、楽天を2013年日本一に導き、メジャー通算1933安打、434本塁打をマークしたアンドリュー・ジョーンズ氏は163票を集め41.1%だった。

【一覧】2022年・米国野球殿堂の得票率詳細 ボンズ氏&クレメンス氏、元楽天AJは惜しくも選出されず

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