独立リーグ経由のNPB復帰は“狭き門” 福井加入の元日本ハム秋吉亮を待つ茨の道

日本ハムからノンテンダーFAとなっていた秋吉亮【写真:石川加奈子】
日本ハムからノンテンダーFAとなっていた秋吉亮【写真:石川加奈子】

山田秋親、正田樹、藤川球児らが独立リーグを経てNPBに復帰した

 日本ハムから自由契約となった秋吉亮投手が、日本海オセアンリーグ・福井ワイルドラプターズに入団することが決まった。NPB通算379登板と実績豊富な救援右腕は、独立リーグで腕を振ることとなった。ここでは過去に独立リーグからプロ野球へ復帰した選手をピックアップ。秋吉のNPB復帰の可能性を探った。

 元プロ野球選手が独立リーグを経てNPB復帰した初めての選手は山田秋親投手だ。2000年ドラフトで逆指名でダイエー(現ソフトバンク)入り。2004年に救援として35登板で6勝を挙げたものの、その後は故障に悩まされて2008年オフに戦力外通告。2009年は四国・九州アイランドリーグの福岡でプレーし、2009年オフにロッテへ入団した。NPB復帰後の2010年に28登板。しかし、2011年から2シーズン1軍登板はなく、2012年オフに戦力外通告を受けた。

 1999年に日本ハムからドラフト1位指名を受けた正田樹投手は2008年オフに阪神から戦力外通告。2009年から台湾・興農でプレーして2011年はBCリーグ新潟でプレー。2012年オフにヤクルト入りし、4年ぶりにNPB復帰となった。2シーズンプレーして2013年オフに再び戦力外通告。2014年から台湾・ラミゴ、四国IL・愛媛でプレー。今季は愛媛の選手兼任コーチとなった。

 NPBで実績を残した選手では藤川球児投手だ。阪神の絶対的リリーバーは2013年からカブス、2015年はレンジャーズでプレー。2015年5月に自由契約となり、日本球界復帰を選択。同年は四国IL・高知でプレーした。翌2016年から阪神に復帰し、4シーズン所属。2017年から3年連続50登板以上と結果を出した。

 近年では元阪神の歳内宏明投手が四国IL・徳島を経て2020年9月にヤクルト入りした。同年は7試合登板したが、昨季は1軍登板なしで現役引退した。元広島の小窪哲也内野手は昨年、九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズでプレー。8月末にロッテと契約してNPB復帰を果たした。しかし、7試合出場にとどまって現役引退。今季は広島の1軍内野守備・走塁コーチに就任した。

 独立リーグへ活躍の場を移す選手は多いが、NPB復帰するのは少ない。さらにNPB復帰後に1軍で活躍するのは簡単なことではない。ヤクルト、日本ハムとクローザーとしても活躍したサイド右腕が再び活躍できるか。

(Full-Count編集部)

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