オフは話題独占も…新庄監督、キャンプは“別人”「楽しく、厳しく、厳しく、厳しく」

花火に涙を浮かべる日本ハム・新庄剛志監督
花火に涙を浮かべる日本ハム・新庄剛志監督

12球団が一斉にキャンプイン、最大の注目を集める日本ハムはどうなる?

 プロ野球12球団は1日、一斉にキャンプインを迎える。最大の注目を集めるのは“ビッグボス”こと新庄剛志監督が就任した日本ハムだろう。キャンプイン前夜には、1軍キャンプ地のタピックスタジアム名護で花火大会を主催するという超ド級のサプライズを敢行。ただキャンプでは、ここまでチームのアピールに務めてきた指揮官の「別の顔」が見えてきそうだ。

 日本ハムは1月31日、チーム宿舎で全体ミーティングを行った。新任のコーチやスタッフの紹介に加え、新庄剛志監督も挨拶。同席した稲葉篤紀GMによれば「楽しく、厳しく、厳しく、厳しくやっていこう」との言葉があったという。

 野球を楽しみ、ファンを楽しませることに主眼を置き、現役時代を駆け抜けた指揮官。ただその域に達するためには、何倍もの苦しさを乗り越えなければならないことを身をもって知っている。「自分に厳しく、厳しいことから逃げない選手に。強い選手を期待している」と、稲葉GMも指揮官の思いを代弁する。

 1日はかねてから公言しているとおり、沖縄県国頭村で行われている2軍キャンプの視察からスタートする。狙いは「君たちは2軍じゃない」と伝えること。あくまで横一線の競争と口にする以上は、公平に目を配るつもりだ、結果を残せば1軍へ、残せなければ2軍へ。徹底した信賞必罰はシーズンも続くはずだ。これほど分かりやすく、厳しいこともない。

 日本全国に広がる新型コロナウイルス感染は、日本ハムにも暗い影を落とす。上沢直之投手、近藤健介外野手、伊藤大海投手といった主力が隔離療養中で、キャンプインは歯抜けの状態。チームはこれ以上の感染拡大を防ぐため、当面1軍を2班に分けてキャンプを進める。31日のミーティングも、選手を集めないリモート形式で行われた。

 稲葉GMも、基本はグラウンドに出て選手にアドバイスを送るつもりでいる。「今年は変わったなと言っていただけるチームづくりをできれば」。新庄&稲葉という、2006年に日本ハムを球界の頂点まで導いた2人による土台作りが始まる。

(羽鳥慶太 / Keita Hatori)

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