コロナ明けの鷹・柳田が初の2軍施設でキャンプイン 「1日という感じがしないです」

キャンプインしたソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
キャンプインしたソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

左胸にはキャプテンマーク「野球人生のいい思い出になれば」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が1日、ファーム施設「HAWKSベースボールパーク筑後」でキャンプイン。自主トレ期間中に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた影響で練習を再開したのが1月28日。その影響でC組でのスタートとなったが、初日から明るい表情で練習をこなした。

 球団としても初となる筑後でのキャンプスタート。柳田は「いつもと違う感じで、気持ちは入りにくい感じ」と多少の違和感を示しながらも、アップやランニングの後、室内練習場で打撃練習やノックなどをこなして汗を流した。昨年のキャンプはリハビリ組スタート。「去年はケガしていたので、それに比べれば全然いいです。ただ、筑後なので出遅れた感は今年の方がありますね。(2月)1日という感じがしないです」と笑った。

 左胸にはデザインされたキャプテンマークが輝く。この日初めて披露したが、さっそく球団に注文をつけたという。「カラーリングがイメージと違ったんで。グレーのところを黒にしたい」と語る。それでも「みんなが(キャプテンマークを見て)『うわ~ッ』みたいな感じで……残り少ない野球人生のいい思い出になればいいと思います」とジョークを交えながら「まじめに一生懸命にやること。あとはグラウンドで結果を出すだけ」と強い自覚を示した。

 キャプテンに指名した藤本博史監督からは「『頼むで』と言われました。やらないといけないし、監督も期待してくれているので、その期待に応えたいです」。新指揮官が待つ宮崎キャンプへの合流について「いつでもいいんですけど……時間はみんな平等なので、どこでやろうと時間を無駄にしないようにしたいです」と具体的な時期は明言しなかった。だが、初日の動きを見る限り早めの宮崎合流が期待できそうだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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