田中将大は178億円の「期待以上の働き」 辛口NY紙が評価するヤ軍の“FA契約”

楽天・田中将大(写真はヤンキース時代)【写真:AP】
楽天・田中将大(写真はヤンキース時代)【写真:AP】

キャッシュマンGMが成果を残した“FA契約”を5つ選出

 ヤンキースで田中将大投手が残した功績は、ニューヨークを去って2シーズン目を迎えた今も色あせないようだ。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」では、直近でワールドシリーズを制した2009年以降にブライアン・キャッシュマンGMが成果を残した“FA契約”を5つ選出。田中について「期待以上の働きをした」と振り返っている。

 同紙は「サバシア以外では、2009~2020年の間でヤンキースの最高の投手はタナカだった」と強調。在籍した7年間を振り返り「少し物足りなさも残ることになるであろうが、1億5500万ドル(約178億円)の契約において期待以上の働きをした」と綴った。さらに防御率3.74、WHIP1.13、WAR18.9など堂々たる成績にも触れ「客観的に見て素晴らしい。それについて、他の誰かと議論してみるといい」と称えた。

 取り上げた5つの中には、2012年から3シーズン在籍した黒田博樹氏の名も。田中とともに「過小評価されている日本からの補強」と指摘。「もし他の誰かがキャッシュマンに対して、クロダと同じような存在感を与えられるなら、その人物は2012年当時のクロダよりはるかに若く、はるかに高額であった可能性が高い」との表現で称賛した。

(Full-Count編集部)

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