大谷翔平は既に殿堂入り候補 米誌が選出「現代で初めての真の二刀流選手」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先発部門はシャーザーやカーショー、救援部門はキンブレルら

 エンゼルス・大谷翔平投手が、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」による「野球殿堂に最も近い現役選手」に選出された。昨季投手として9勝、野手として46本塁打を放ちア・リーグMVPに輝いた二刀流は「DH」で選ばれた。

「殿堂入り選出」としてジャンカルロ・スタントンとともに名前が挙がった大谷。同誌は「オオタニの将来は予想するのがとても難しい。この27歳はどれくらい二刀流でプレーできるだろうか? 打者か投手どちらかに専念することを選ぶだろうか? もし彼が2021年の歴史的なシーズンを長く繰り返すことができなければ、現代で初めての真の二刀流選手を私たちはどのように評価するだろう?」と述べた。

 メジャー4年間でフルシーズンを二刀流として戦ったのは昨年の1シーズンのみ。「その難しさの度合いのために、投票者は彼の成績に過大な価値を置くだろうか? あるいは、彼が魔法のような通算成績を残すのに十分なほどフィールドに居続けることができなければ、投票者が彼を不利にするだろうか? オオタニの価値に関する論議は魅惑的で、激しく、前例のないものとなる」としており、大谷がいかに凄まじい挑戦をしているかが分かる。

 なおDHの「可能性あり」はネルソン・クルーズ、ヨルダン・アルバレスが挙がった。また「殿堂入り選出」の先発投手部門はマックス・シャーザーやクレイトン・カーショーら、救援投手部門はクレイグ・キンブレル、ケンリー・ジャンセンら名選手の名前が並んだ。

(Full-Count編集部)

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