イチロー&大魔神のマリナーズは“無冠の帝王” WS制覇できなかった最強チームを米選出

マリナーズで活躍した佐々木主浩氏(左)とイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズで活躍した佐々木主浩氏(左)とイチロー氏【写真:Getty Images】

2001年にマリナーズは歴代最多タイ116勝をマーク、リーグV決定Sでヤ軍に敗退

 イチロー&佐々木主浩が所属していたマリナーズこそ“無冠の帝王”だ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は2000年以降でワールドシリーズを制覇していない最強チームを格付け。勝敗数や得失点差、勝ち越し・負け越しチームとの対戦成績などで順位を決め、歴代最多タイのシーズン116勝(46敗)を挙げた2001年マリナーズが1位に選出された。

 歴史的な強さだった。メジャー1年目のイチローは打率.350、56盗塁を記録し、ア・リーグ新人王とMVPをダブル受賞。主砲のブレット・ブーンは37本塁打、141打点をマークし、エドガー・マルティネスとジョン・オルルドは共に出塁率4割超え、20本塁打を放った。投手では20勝を挙げたジェイミー・モイヤー、18勝のフレディ・ガルシアをはじめ5投手が2桁勝利をマークしたが、記事では「チームを牽引したのはスター選手が揃った打線だった」と言及した。

 チームの得失点差はプラス300点。ポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズでヤンキースに敗れて世界一はならなかった。同年から20年連続ポストシーズン進出なしとなっている。なお、2位は2019年にレギュラーシーズン107勝を挙げたアストロズ、3位は2019年に106勝を挙げたドジャースがそれぞれ選ばれている。

(Full-Count編集部)

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