鷹・千賀滉大がさらに進化 今年は“シンカー”本格導入「飽きていると思うので」

ブルペン入りして70球の投球練習を行ったソフトバンク・千賀滉大【写真:福谷佑介】
ブルペン入りして70球の投球練習を行ったソフトバンク・千賀滉大【写真:福谷佑介】

ブルペンで相棒の甲斐を相手に70球の投球練習

 ソフトバンクの千賀滉大投手が“新兵器”の本格導入に着手している。宮崎春季キャンプ第2クール初日の5日、ブルペン入りして70球の投球練習。今年初めて、相棒の甲斐拓也捕手とコンビを組み、何度も感触と変化を確認しながら投じていたのがシンカーだった。

 千賀といえば、160キロを超える真っ直ぐと“お化けフォーク”が最大の武器だが、そこにカットボールやスライダー、スラーブ、ツーシームなど多彩な変化球を操る。昨年からダルビッシュ有投手が生み出したシンカー系球種「スプリーム」を取り入れていたものの、それほど投げていなかった。

 この日のブルペンでは甲斐にも変化の仕方やキレなどを確認。投球練習を終えると「とにかく自分の幅を広げるためにもいろんな球種がある方がいい。単純に真っ直ぐ、フォークだけでは見ている人も飽きていると思う。やっている方も見てる方も、見ていて面白くないと思うので、どんどん進化していかないと。僕もそんな考えなので」と語っていた。

【写真で比較】目を凝らすと違いがハッキリ 千賀滉大のストレートとシンカーの握り

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