シーズン42盗塁死は「破ることができない」 驚くべきメジャー記録を特集
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1982年にアスレチックスのリッキー・ヘンダーソンが記録した
メジャーにも様々な驚くべき記録がある。MLB公式が取り上げたのは、1982年にアスレチックスのリッキー・ヘンダーソンが記録した「42盗塁死」。球団最多なだけでなくメジャー記録となっており、通算盗塁数1406と同じくらい「破ることができない記録かもしれない」とされている。
2018年のアスレチックスの盗塁企画数は56。42回も盗塁死できるほど、1人の選手がスタートを切っていること自体が「現代の野球からすると理解できないこと」と指摘。ヘンダーソンは「42盗塁死」した1982年にキャリアハイとなる「130盗塁」を記録したが、成功率75.6%はキャリア最低クラスだった。なおシーズン盗塁死の2位はタイ・カッブが1915年に記録した「38」となっている。
2021年のチーム盗塁数を見てみると、1位はロイヤルズの124盗塁(33盗塁死)、最下位はレッズの36盗塁(24盗塁死)。盗塁死の最多はレイズの42(88盗塁)だった。
日本では昨季、西武・源田壮亮内野手、ロッテ・和田康士朗外野手、ロッテ・荻野貴司外野手、日本ハム・西川遥輝外野手が24盗塁でパ・リーグ盗塁王となった。今季はどんな“足”での記録が生まれるのだろうか。
(Full-Count編集部)
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