“金満”メッツが鈴木誠也&菊池雄星をW獲り? NY局示唆「狙う可能性がある」

マリナーズからFAの菊池雄星(左)と広島・鈴木誠也【写真:Getty Images、荒川祐史】
マリナーズからFAの菊池雄星(左)と広島・鈴木誠也【写真:Getty Images、荒川祐史】

地元放送局「SNY」がロックアウト後のメッツの獲得候補10選手をピックアップ

 メッツが広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手、マリナーズからFAとなっている菊池雄星投手をダブル獲りする可能性を地元放送局「SNY」が伝えた。「MLBロックアウト後にメッツがトレード・FAで狙う可能性のある10選手」として日本人2選手の名前を挙げた。

 メッツは今オフにマックス・シャーザーを獲得。大富豪スティーブ・コーエン氏がオーナーに就任して以降は積極的な補強を敢行している。すでにワールドシリーズ進出の有力候補に挙がっているが、まだまだ補強の手を緩めるつもりはないようだ。同局は「ロックアウト後もインパクトのある補強をすることはほぼ間違いない」として、まずは野手の獲得候補としてクリス・ブライアント(ジャイアンツFA)らとともに鈴木の名前を挙げた。

 メッツの外野手陣はブランドン・ニモ、スターリング・マルテ、マーク・キャナで埋まっている。しかし、新労使協定ではナ・リーグでも指名打者制が採用される見込みだ。同局は「外野を4人で回してもいい。スズキは大いに才能があり、打席でのアプローチもよく、長打力もあり、攻守にわたって試合にインパクトを与えらえる選手。その上、ブライアントよりずっと安く済む」と獲得の可能性を伝えた。ショーウォルター新監督もエプラーGMと外野手市場について意見交換しているという。

 先発投手については複数の獲得候補をピックアップ。FA市場に残る投手で「メッツに一番はまるのはキクチかもしれない」と伝え、こう報じられている。「メッツはオフ序盤にキクチに関心を示したとされる。30歳投手は2021年は安定しなかったが、それでもシーズン前半の成績でオールスターに選出された上に、今季は(成績が)上昇する可能性がある」。

 ワールドシリーズ制覇を目指すメッツが日本人選手をダブル獲りするのか。豊富な資金力を持つメッツの動きに注目したいところだ。

(Full-Count編集部)

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