大谷翔平は2020年代に「あと2回はMVP」 GM歴任の専門家が太鼓判「唯一無二の存在」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

今季の世界一はブルージェイズで、20年代の“顔”になると予想している

 昨季46本塁打&9勝をマークしてア・リーグのMVPに選出されたエンゼルス大谷翔平投手。今季以降のさらなる活躍が期待されるが、過去にレッズとナショナルズでGMを務め、現在は米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でアナリストなどを務めるジム・ボウデン氏が2020年代のメジャーリーグを展望し、「少なくともあと2回はMVPを受賞する」と予想した。

「ジ・アスレチック」でボウデン氏は2020年代にMLBで起きる20の出来事を予想。その1つに大谷のMVP複数回受賞を挙げた。「オオタニは昨年初めてMVPに輝いた。この2020年代に少なくともあと2回はMVPを受賞すると私は思っている。彼はエース級の先発投手かつ、中軸を担える打者という唯一無二の存在であるため、ア・リーグの他の選手に対して大きなアドバンテージを持つ。27歳のオオタニはあっという間にMLBの顔の1人になった」と評している。

 さらにエンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手が「フィリーズでキャリアを終える」と大胆予測。トラウトがフィラデルフィアに近いニュージャージー州バインランド出身であることに言及。38歳になる2030年までの大型契約をエンゼルスと結んでいるが、「2029年にフィラデルフィアに行く方法をなんとか見つけ、フィリーズのユニホームを着て殿堂入りキャリアを終えると予想する」としている。

 ボウデン氏は他にもナッシュビルとラスベガスが球団拡張の地に選ばれ、初の女性監督として今季ヤンキース傘下1Aの指揮を執るレイチェル・バルコベックさんが初の女性MLB監督になることなどを予想。また、今季のワールドシリーズ覇者はブルージェイズで、2020年代の“顔”になると占っている。

(Full-Count編集部)

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