4日連続の労使交渉も「ほとんど進展なし」 3月6日以降のOP戦は「さらなる中止に」
選手会がドラフト制度などで提案も「機構側はいい反応を示さなかった」
新労使協定を巡る機構と選手会の交渉は24日(日本時間25日)、米フロリダ州ジュピターで4日連続で行われたが、この日も大きな進展はみられなかった。米USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者は「ほとんど進展がなかった」と伝えた。
米メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者によると、選手会側はドラフト制度、サービスタイム操作の対応策について提案したが、「機構側はいい反応を示さなかった」という。すでにMLBは26日から始まる予定だったオープン戦を3月5日以降に延期すると発表しているが、ナイチンゲール記者は「交渉ペースが遅いことで、オープン戦のさらなる中止を余儀なくされる。もはや3月5日は(オープン戦の)現実的な開幕日ではない」と指摘した。
MLBは2月末まで妥結しない場合、3月31日のシーズン開幕を遅らせ、レギュラーシーズンを短縮する方針を示している。交渉は25日(同26日)に5日連続で行われる予定だが、依然として両者の隔たりは大きいままだ。
(Full-Count編集部)