CY賞でも最低賃金レベルの年俸7000万円… ベテラン選手が労使交渉で戦うワケ

大卒選手はFA権を得るころには30歳を迎える

 機構側は市場価値に見合った金額を選手たちがもらえるように、最低年俸アップや年俸調停の権利を得る前の選手たちへのボーナスプール増額には同意しているものの、金額については依然選手会との隔たりが大きいままだ。

 昨年の開幕ロースターに登録された全902人の選手のうち、半分近くの417人が年俸100万ドル(約1億1500万円)未満だった。また、MLB選手の平均年俸は2017年比で6.4%ダウン。バーンズやメッツのピート・アロンソのように大学を経てプロ入りし、すでに27歳の選手たちには、FA権を得るころには30歳と特に不利になる。昨季ナ・リーグでルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されたジョナサン・インディアも大卒なため、FAになるころには30歳を迎えてしまうことになる。

 バーンズは「アロンソやインディアはスーパースターになれる可能性のある選手。だがそれに見合った額をもらえていない。チーム側が高額を支払わなくてはならなくなるギリギリまで、サービスタイムを操作するからだ」と指摘。「だからベテランの人たちが新労使協定のために戦ってくれているのはとてもありがたい。シャーザーやコール、そしてリンドーアやトラウトは、野球がさらによくなるよう、今後の世代のために戦っている」と感謝すると「とにかく全員にとって公正な協定でないとならない」と力強く結んだ。

(Full-Count編集部)

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