開幕遠いMLBに米メディア“現実逃避” イチロー、ボンズ…輝かしき2001年回顧

現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

MLB1年目のイチロー氏はMVPと新人王をW受賞、ボンズは73HRを放った

 MLB機構と選手会による労使交渉が決裂し、2022年シーズン開幕が延期となったメジャーリーグ。そんな中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「過去の素晴らしき日を振り返ろう」との趣旨で、スーパースターが華々しい活躍をした2001年シーズンに起きた20の出来事をピックアップ。マリナーズ1年目で大活躍したイチロー氏などを挙げている。

 昨年12月からロックアウトが続くメジャーリーグ。2022年シーズンへの展望が開けぬ現状を受け、「ブリーチャー・レポート」は「少しノスタルジーに浸ることが野球に関して良い感情を持つ唯一の方法」とし、21年前に目を向けた。「2001年シーズンは全てがあった。最も有名なのは爆発的なホームランの数。素晴らしい記録も多く、我々の記憶に残る瞬間が多くあった」と解説し、その一人としてイチロー氏の活躍を伝えた。

「イチロー・スズキの(2001年)シーズンは、アメリカのファンにとって『ある日本の外野手』で始まった。しかし、それは彼が4月6日に土壇場でホームランを打ち、Aロッドが所属するレンジャーズを破った時に変わった」と記事は指摘した。この試合でイチロー氏は延長10回に勝ち越しのメジャー1号弾を放った。そして、その5日後のアスレチックス戦で「伝説のスロー」を披露して「“イチローへの熱狂”が正式にスタートした」と解説している。

 イチロー氏はこの年、157試合出場で242安打、打率.350、56盗塁をマークしてMVPと新人王をW受賞。1930年以降で年間240安打以上をマークしたのはこの年のイチロー氏で僅か3度目だった。また、この年は135試合で安打を放ったが、これはメジャー最多の262安打を放った2004年を上回っており、「彼は毎日ヒットを打っていたような気がする」と記している。

 2001年は他にもバリー・ボンズがメジャー年間最多の73本塁打、サミー・ソーサは自身3度目となる60本塁打以上(64本塁打)をマーク。ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC・サバシア氏がルーキーで17勝を挙げたが、新人王はイチロー氏に阻まれた。さらにロジャー・クレメンスとランディ・ジョンソンがサイ・ヤング賞を受賞するなどビッグネームが華やかな活躍をした年だった。

(Full-Count編集部)

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