キューバが亡命選手チームでWBCに参加へ プロジェクト発足、米記者が速報

MLBではチャップマン、NPBではロッテのマーティンら豪華メンバーも
キューバが他国に亡命した選手でチームを作り、WBCなどの国際大会への出場を目指すことが10日(日本時間11日)、明らかになった。この日、キューバ選手協会の創設が公式ツイッターで発表され、全米野球記者協会に加盟するフランシス・ロメロ記者は自身のツイッターで「移住したプレーヤーを集めて、ワールドベースボールクラシックなどの国際的なイベントを目指す」と速報した。15日(同16日)に米マイアミで会見が行われる予定だ。
ロメロ氏は、MLBや他のリーグに所属する何人かの選手がプロジェクトへ参加することを確認しているという。キューバから他国に亡命した選手では、MLBではヤンキースのアロルディス・チャップマンやアストロズのユリエスキ・グリエルらスター選手が数多くプレー。NPBにもロッテのレオネス・マーティンや中日のダヤン・ビシエドらが所属しており、キューバ選手の“ドリームチーム”が結成されるかもしれない。