オリ山本由伸、最速155キロで5回6K無失点 好調の中田翔を2打席連続3球三振斬り

巨人・中田翔から三振を奪ったオリックス・山本由伸(手前)【画像:パーソル パ・リーグTV】
巨人・中田翔から三振を奪ったオリックス・山本由伸(手前)【画像:パーソル パ・リーグTV】

1回2死満塁、3回2死一、二塁でいずれも中田を3球三振に仕留めた

■オリックス ー 巨人(オープン戦・11日・京セラドーム)

 オリックスの山本由伸投手が11日、京セラドームで行われた巨人とのオープン戦に先発。6安打されながら5回71球を投げ、6奪三振無失点に抑えた。最速は155キロだった。ピンチの場面で好調の中田翔内野手を2度打席に迎えたが、いずれも3球三振に仕留めるなど、要所で真価を発揮した。オリックスは打線も好調。相手エース菅野智之投手から4回までに7安打6点を奪ってリードしている。

 山本は初回、丸、吉川をカーブで連続空振り三振。坂本に四球を与え、岡本和とウィーラーに安打を許して満塁のピンチを背負った。しかし、ここでオープン戦好調の中田を全球真っすぐで3球三振に仕留めた。3回も2死一、二塁で中田を迎え、フォーク、直球で追い込み、最後はフォークで3球三振に斬って取った。

 昨年は18勝、防御率1.39、勝率.783、206奪三振でタイトルを総なめ。チームの25年ぶりリーグ制覇に貢献し、沢村賞とパ・リーグMVPも受賞した。オープン戦最初の登板だった5日のDeNA戦は2回を4安打1奪三振1失点で最速153キロ。3月25日の開幕に向け、中5日で迎えたこの日の投球はさらに凄みを増していた。

【実際の映像】圧巻の154キロ オリ山本が2死満塁で中田を3球三振に仕留めた場面

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