大物左腕の去就が続々決定、菊池雄星に影響か…ロドンは2年52億円でジ軍移籍

ホワイトソックスからFAとなっていたカルロス・ロドン(左)、ドジャースからFAとなっていたクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
ホワイトソックスからFAとなっていたカルロス・ロドン(左)、ドジャースからFAとなっていたクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

ロックアウト明け移籍市場が活発化…菊池と同じ左腕の大物たちの去就決定

 MLBはロックアウトが明け、移籍市場が早速動き出した。ホワイトソックスからFAとなっていたカルロス・ロドン投手は11日(日本時間12日)、2年4400万ドル(約52億円)でジャイアンツへの移籍が決定したと報じられた。3度のサイ・ヤング賞を誇るクレイトン・カーショー投手は単年でのドジャース残留が決定したようだ。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、関係者の話としてロドンの移籍についてツイート。「初年度終了後のオプトアウト(契約破棄)も含まれている」とも綴った。昨年4月にはノーヒットノーランも達成した29歳。大型契約で移籍先が決まったことで、同じ速球派の菊池にどう影響が出るか注目される。

 一方で、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「FA左腕のクレイトン・カーショーがドジャースとの1年契約に合意し、身体検査の結果待ち。関係者が明かしている」とツイート。昨季のポストシーズンは肘の不安で欠場したものの「今は体に問題はなく、通常のこの時期と比べると少し(コンディション的に)仕上がりが若干遅れていると、彼がきょうメディアに語っている」と続けた。また「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン氏によると、契約内容は年俸1700万ドル(約20億円)に出来高が付いているという。

 昨年12月から混迷を極めた労使間の交渉はようやく合意に達し、一気に開幕に向けて慌しくなるメジャーリーグ。菊池や鈴木誠也外野手ら日本人選手の去就にも注目される。

(Full-Count編集部)

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