元ハム助っ人が2年6.5億円でカージナルス入り 移籍を導いた日本での“成功”
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カージナルス編成本部長が期待「先発投手の座を掴む競争をしていく」
カージナルスは11日(日本時間12日)、昨季限りで日本ハムを退団したドリュー・バーヘイゲン投手の獲得を発表した。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、契約は2年550万ドル(約6億5000万円)。ロックアウト解除後、球団からの“FA契約発表1号”となった。MLB公式サイトなどが伝えた。
バーヘイゲンにとっては3年ぶりのメジャー復帰。タイガース時代の2014~2019年は主にリリーフとして127試合に登板していたが、NPBでは先発として2年間で13勝。異国での“成功”が今回の移籍を導いたようで、カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は「日本でプレーしている2年間、状況を追っていた。彼が先発投手の座を掴む競争をしていくことになると我々は考えている」と期待した。
MLB公式によると、バーヘイゲンは先発ローテ5枠目を目指す立場で、昨季ブルージェイズで14勝してFAで加入したスティーブン・マッツやヨハン・オビエドらと争うことになると見られている。
(Full-Count編集部)
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