巨人、6連敗でOP戦最下位転落 投手陣6試合で35失点…凡フライ“お見合い”拙守も

巨人・原辰徳監督【写真:荒川祐史】
巨人・原辰徳監督【写真:荒川祐史】

中田&小林に一発が飛び出すも…終始チグハグな展開で惨敗

■オリックス 10ー2 巨人(オープン戦・12日・京セラドーム)

 巨人は12日、京セラドーム大阪でのオリックスとのオープン戦に2-10で敗れた。5日の日本ハム戦から6連敗。最下位に転落した。開幕が迫る中、不安の募る内容となった。

 2回に先頭の中田がバックスクリーン左にオープン戦2号ソロを放って先制したものの、3回には山崎伊が宗に逆転の2点タイムリーを許した。4回1死一塁では中川に適時三塁打を浴び、さらに2点差に突き放された。

 6回には小林が左翼へのソロを放って再び1点差に。この日、3打数3安打と正捕手争いに向けて猛アピールをしたが、チームの勝利にはつながらず。直後のその裏に2番手の今村が2死満塁から若月に2点適時打を許し、突き放された。さらに7回にも3番手のデラロサが1失点を喫した。

 ビエイラが登板した8回には、マウンド付近に上がった凡フライをお見合いする拙守も。記録は三塁への2点適時二塁打となり、この回だけで4失点。昨季のパ・リーグ王者を相手に、終始チグハグな展開だった。

 オープン戦はこれで2勝7敗1分け。この6試合でわずか7得点と打線が機能せず、投手陣も計35失点。4試合連続で6失点以上を喫した。投打が噛み合っていない状況の中、開幕は2週間後に迫っている。

【実際の映像】マウンド付近に凡フライがポトリ… 巨人の“お見合い”拙守シーン

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