イチローが口にした「アメリカンジョーク」 わずかな“間”に見えた孤独の意味【マイ・メジャー・ノート】第3回
イチローが口にした“放送禁止用語”「悪いチームメートを持ちました」
イチローの大リーグ19年の心の来歴には、外国人故の“ジョークの世界”というものが隠れている。今回の眼目はここにある。
少し遡って、昨年の8月7日のこと。CBSテレビの人気トーク番組『レイト・ショー』にボブ・コスタスがゲスト出演した。五輪の独占放映権を持つNBCテレビの元キャスターで、過去に12大会連続で五輪中継のメイン司会を務め、同局の大リーグ中継を担当した名実況者コスタスの登場とあれば、迷わず録画ボタンを押した。すると……。
文化人や政治家など著名人のインタビューも多いコスタスが、印象に残る一つとして厳選したイチローとの爆笑対談が流れた。最後、視聴者がブッ飛ぶ過激発言が飛び出す。覚えた英語の慣用句で一番好きなものを問われたイチローは、少しの間(ま)を取ってから、滑らかに言い切った。