ダルビッシュ、OP戦初登板で3回6K無失点 指揮官は称賛「全ての球種が有効」

パドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

ロッキーズ戦で3回6奪三振3安打無失点と好投

■ロッキーズ 8ー4 パドレス(オープン戦・日本時間22日・ピオリア)

 パドレスのダルビッシュ有投手は21日(日本時間22日)、ロッキーズとのオープン戦で初登板。3回6奪三振無四球、3安打無失点と好投し、順調な仕上がりを見せた。ボブ・メルビン監督は「効果的だった。全ての球種を有効に使っていた」と高く評価した。MLB公式サイトが伝えている。

 初回、先頭・ハンプソンの右越え二塁打とロペスの内野安打でいきなり無死一、三塁のピンチを招いた。だが、モンテーロを見逃し三振に仕留め、続くトグリアを空振り三振。三本間に飛び出した走者を挟殺プレーで刺してピンチをしのいだ。指揮官は「守備でも素晴らしいプレーを本塁上でして、三塁で走者を刺していた。今日は全てをこなした。彼にとって良いスタートだった」とたたえた。

 2回は3者連続三振。3回無死一、二塁からハンプソンを空振り三振。ロペスを遊ゴロ併殺打に仕留めた。46球を投げての降板。「球数に関して言えば、まだ余力がありそうだった。それはここ(キャンプ地)に来る前からのコンディショニングによるものだ。次の登板ではもう少し長く投げさせられる。その後、シーズン前にもう1回先発することになるだろう。現状では素晴らしい状態だ」とメルビン監督は語ったという。

 クレビンジャーは右肘のトミー・ジョン手術明け。MLB公式サイトによると、左腕スネルも「開幕戦までに完全な状態に仕上げられなさそう」と出遅れているという。ダルビッシュには開幕投手はもちろん、渡米11年目も先発投手の柱と期待される。

(Full-Count編集部)

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