オリ山本に白旗「打てない、正直言って」 西武・辻監督が“完敗”に見出す好材料

西武先発・高橋、敗れはしたが7回5安打2失点「丁寧に変化球でかわした」

 一方、自軍の先発の高橋光成投手も、5回までは山本に対して一歩も引かず無失点。しかし、6回に宗、吉田正に連続タイムリーを許し、7回5安打2失点に抑えながら敗れた。辻監督は「真っすぐにいまひとつスピードが出ていなかったが、丁寧に変化球でかわした。そこは成長だと思う」と評価した。

 23歳の期待株で「1番・中堅」でスタメン出場し、4打数無安打に終わった鈴木将平外野手についても、指揮官は「打撃の内容は良かった。明日からまた前向きにやってくれればいい」とうなずく。「2番・左翼」で起用した新外国人ブライアン・オグレディ外野手の4打数2安打の好スタートには、「実戦向きかな」と目を細めた。

 完敗スタートにも、辻監督に悲壮感はない。3年ぶりに入場制限を解除した本拠地のスタンドには、2万2646人の観客が足を運び、「モニターで子ども達が楽しんでいる姿見て、いいなと思った」と相好を崩した。

 ただ、29日からの開幕2カード目には、「開幕一発目から3連戦は遊びます。真剣勝負は札幌から」と宣言しているBIGBOSSこと新庄監督の日本ハムとの対戦が控えている。それだけに、本拠地での3連戦で確固たる手応えを得て、北の大地に乗り込みたいところだろう。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY