大谷翔平、OP戦1号はプレーボール弾 米メディア衝撃「すごいパワー」「今年は50発」

ホワイトソックス戦で「1番・DH」で先発出場
■エンゼルス 12ー3 ホワイトソックス(オープン戦・日本時間27日・グレンデール)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックスとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で先頭打者弾となる右越え1号ソロを放った。昨季のリーグMVP男の一発に多くの米メディアが反応した。
プレーボール直後の一発だった。初回先頭。右腕ベラスケスの初球の変化球を右翼スタンドへ弾丸ライナーで運んだ。オープン戦9打席目で生まれた待望のアーチ。米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「試合の第1球をオオタニが本塁打に。今年は50発だ」と期待した。
前日25日(同26日)にメジャー5年目で初めて開幕投手を務めることが決まった。この日予定されていた登板を回避し、31日(同4月1日)の敵地・ブルワーズとのオープン戦で最終調整する。MLB公式サイトのホワイトソックス番スコット・マーキン記者は「今日登板予定だった男、ショウヘイ・オオタニはすごいパワーを備えている」とツイート。敵軍メディアも驚きだったようだ。
この日は2打数1安打1打点で途中交代。打率.250、OPS1.080となった。チームも打線が爆発し12-3と大勝した。この日の試合前に報道陣の取材に応じた大谷は「(開幕投手は)光栄なこと。しっかり向かっていけるように頑張りたいなと思います。いつ始まってもいいという準備はしてきたつもり。精一杯調整したい」と語っていたが、その言葉通りの調整ぶりを見せた。
カナダメディア「ザ・スコア」は「オオタニの豪快弾で試合を開始」と伝えた。これまでにマドン監督は大谷を1番起用する方針を示している。こんなプレーボール弾はシーズン中も多く見ることができそうだ。
(Full-Count編集部)
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