大谷翔平が初回先頭打者弾 初球カーブ粉砕に指揮官衝撃「あまり見ないことだ」

試合後の取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
試合後の取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

マドン監督「初球カーブを捉えてホームラン。あまり見ないことだ」

■エンゼルス 12ー3 ホワイトソックス(オープン戦・日本時間27日・グレンデール)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックスとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で先頭打者弾となる右越え1号ソロを放った。2打数1安打1打点1四球。6回に代打を送られて途中交代した。ジョー・マドン監督も驚きの一発だった。

 いきなりの一発だった。初回先頭、右腕・ベラスケスの初球を右中間スタンドへ。大谷らしい弾丸ライナーで運んだ。百戦錬磨のマドン監督は「初球のカーブを捉えてホームラン。あまり見ないことだ」と称賛。オープン戦4戦9打席目で待望のアーチが生まれた。

 この日予定されていた調整登板を回避。31日(同4月1日)のブルワーズとのオープン戦で最終調整し、4月7日(同8日)のアストロズとの開幕戦へ向かう。「ショウヘイには独自のやり方がある。このチームのロースターを見て、彼と同じことをする選手は他にいない。球界全体を見ても、彼と同じことをする選手はいない」と信頼を口にした。バットでも開幕へ弾みをつけた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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