大谷翔平の逆方向弾を解説者絶賛 “グリーンモンスター越え”を「思い出させる」

ロッキーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

解説のデニー・ホッキング氏は「強靭な下半身」も称えた

■エンゼルス 8ー2 ロッキーズ(オープン戦・日本時間30日・スコッツデール)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ロッキーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第3打席で3試合ぶりの2号2ランを放った。内角球を逆方向に運んだ“技あり”の一撃に放送席も仰天。解説者は「ボールを引き付ける素晴らしい技を見せた」と称えた。

 3試合ぶりの一発は5回に飛び出した。無死二塁で右腕チャシーンの内角シンカーを左翼席へ2号2ラン。飛距離367フィート(約111.9メートル)の一発に、地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の解説者も驚きの声をあげた。

「オオタニが昨年と同じレベルで、マイク・トラウトが後ろにいれば50本打てる。考えるまでもないこと」と評していた実況のトレント・ラッシュ氏は内角球を捉えた一発に「オオタニがこの球を強打した! レフトへ! ホームラン!」と興奮。解説のデニー・ホッキング氏は「ショウヘイはボールを引きつける素晴らしい技を見せました。強靭な下半身でした」と称賛した。

 ホッキング氏はさらに「ボストンでの試合を思い出させるものでした。2本打った試合です。しっかり引きつけてフェンウェイパークのグリーンモンスターを超えました。彼のボールを引きつける能力は、逆方向への強い打球に表れています」と説明。昨年5月14日(同15日)のレッドソックス戦で高さ11.3メートルの名物左翼フェンス、通称“グリーンモンスター”を越した一発を引き合いに、ボールを引き付けて捉える“技”に感嘆していた。

(Full-Count編集部)

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