大谷翔平に“課せられた使命” エ軍番記者が語る二刀流に求められることとは

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

昨年の活躍は「当然のことだとみんな思ってはいけない」

 メジャー5年目を迎えたエンゼルス大谷翔平投手。昨季は投手として9勝、打者として46本塁打をマークしてMVPに輝いた二刀流は今季どんな活躍が求められるのか。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者がFull-Countの取材に応じ、中心選手になった大谷に課せられた“使命”について語った。

 昨季の大谷は投手で9勝2敗、防御率3.18。打者で46本塁打、100打点、26盗塁、打率.257をマークした。フレッチャー記者は「昨年のような活躍を願っています。(昨年は)アメージングなものを見せてもらいました」とした上で次のように述べた。

「(昨年の活躍が)当然のことだと、みんな思ってはいけない。それが難しいことは明らかだし、最初の3年間はできなかったこと。健康であることを私は願っているし、その状態なら昨年のようなパフォーマンスができるはずです」

 2018年に新人王、昨年はMVPを受賞し、メジャーを代表する選手の一人として確固たる地位を築いた大谷。それだけに期待も高まると指摘する。「プレーオフ進出に貢献することが今、彼に課せられることです。エンゼルス、そしてオオタニがプレーオフに出場することをみんなが願っていると思います。オオタニのプレーをあまり見たことがない野球ファンがまだたくさんいると思います。だからこそオールスター出場は大きな意味がありました」と力を込めた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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