鈴木誠也は「強く打ったように見えなかった」 一発を浴びた左腕の“証言”

カブス・鈴木誠也(左)とエンゼルスのパトリック・サンドバル【写真:Getty Images】
カブス・鈴木誠也(左)とエンゼルスのパトリック・サンドバル【写真:Getty Images】

エンゼルスのサンドバルは3日のオープン戦で鈴木に左中間へ運ばれた

 エンゼルスのパトリック・サンドバル投手は昨季、17登板(14先発)で3勝6敗、防御率3.62。背中を痛めて8月に離脱したが、飛躍への足掛かりを掴んだ。25歳の左腕はFull-Countの取材に応じ、オープン戦で本塁打を浴びたカブスの鈴木誠也外野手の印象や今季の抱負を語った。

 サンドバルはここまでオープン戦2試合に登板し、7回2/3を投げて9奪三振、防御率5.87。2日(日本時間3日)のカブス戦では4回2/3を2失点だったが、その2点は鈴木の2ランによるものだった。第1打席は空振り三振に仕留めたものの、4回2死一塁で迎えた第2打席で左中間に2号2ランを浴びた。

 左腕は「第1打席は仕留められたけど、第2打席でやられた。打たれたのはスライダー。大きかったね、いい球を投げたと思ったんだけど。彼のスイングはスムーズだね。そんなに強く打っているようには見えなかったのに、カッ飛んでいった」と印象を語った。

 開幕から大谷翔平投手らとともに先発ローテの一角を任される今季。「やるべき仕事にフォーカスして健康を維持すること。去年の成功で去年よりずっと自信がついた。今シーズンはどうなるか、とてもワクワクしているよ」と力を込めた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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