転びながらも“プロの技” 涼しい顔の仕事ぶりは「ユーモアのセンスがある」

二塁塁審は選手のスライディングに足を取られて転倒
■アスレチックス 6ー3 レイズ(日本時間15日・セントピーターズバーグ)
転んだって使命を果たす。走者のスライディングに足を取られて転倒しながらも、しっかりアウトセーフの判定を下した審判にファンから「献身に感謝」と称賛の声が上がっている。
14日(日本時間15日)に行われたレイズとアスレチックスの一戦。2回裏1死一、二塁でレイズのズニーノが右翼へ深い飛球を放った。走者はそれぞれタッチアップ。二塁進塁を狙った一塁走者・マーゴがスライディングしたところ、二塁塁審のハンター・ウェンデルステッド氏は足を取られて転倒した。それでも立ち上がり、アウトをコール。走者にタッチした遊撃手のアンドラスと笑顔で言葉を交わしている。
MLB公式の動画コーナー「カット4」が公式ツイッターに「審判はそれでも判定した」と綴って動画を投稿。ファンは「(笑)審判はユーモアのセンスがある」「グッジョブ」「彼はもう少しいい場所に立っておけたんじゃないかな(笑)」とコメントを寄せた。1998年からメジャーの審判を務めるウェンデルステッド氏。ハプニングに見舞われてもしっかり責任を果たした。