鈴木誠也の4号は「ジェット気流に乗った」 逆方向弾に敵地実況も脱帽「特別な選手」

敵地でのロッキーズ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】
敵地でのロッキーズ戦で本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

ロッキーズ向け放送局「ジェット気流が発生していたかは別として…」

■カブス 6ー4 ロッキーズ(日本時間18日・コロラド)

 カブスの鈴木誠也外野手が17日(日本時間18日)、敵地で行われたロッキーズ戦で5試合ぶりの4号ソロを放った。逆方向の右翼席に運んだ一発には、敵地放送局の実況、解説も脱帽した。

 ロッキーズ向け放送局ATTスポーツネットの実況は、7回に飛び出した本塁打を「ジェット気流に乗りましたね」と言った。コロラドでは左翼から風が吹き込んでくる日は、それが右中間、右翼方向へ追い風になるという。それでも解説は「ジェット気流が発生していたかどうかは別として、セイヤ・スズキは開幕から1週間のここまで、非常に見事な打者ですね。逆方向へ真芯で捉えて運びました。NPBの首位打者で、HRもたくさん打ってきた選手です」とその打撃を称えた。

 また実況は「スズキは先発した全8試合で、それぞれ2度以上出塁しています」と紹介。デビューから9試合連続出塁、8試合連続安打で4本塁打11打点、OPSは1.503は驚異的だ。

 解説が広島時代の成績について「9シーズンプレーし、通算打率.315、182HR、OPS.984。その数字がそのままこちらに移行していますね。それも、すぐに」と話すと。実況は「9年間でOPS.984。特別な選手ですね」と驚きを隠せない様子だった。

(Full-Count編集部)

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