佐々木朗希の“育成法”にも米紙は注目 慎重姿勢が「大きな形で報われ始めている」

2試合連続の“完全投球”を見せたロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】
2試合連続の“完全投球”を見せたロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】

投げる球だけでなく、慎重を期してきた1年目からの育成にも熱視線

 ロッテ・佐々木朗希投手が演じた2試合連続の“完全投球”は、海を越えて米国でも大きな衝撃を与えている。楽々と160キロを超える剛速球やフォークといったボールの威力だけでなく、米紙「ワシントン・ポスト」では球団側の育成法にも注目。「非常に大きな形で報われ始めている」と手放しで称賛している。

 2019年のドラフトで4球団競合の末にロッテ入り。ルーキーイヤーの2020年はキャンプから1軍に同行。2軍ですら登板がなく“1軍レベルの体感”と“体づくり”に終始した。翌2021年5月に1軍デビュー。その後は登板間隔を空けながらマウンドを重ねた。11試合で3勝2敗、防御率2.27。クライマックスシリーズで快投し、完全覚醒の兆しを見せていた。

 そして迎えた2022年。蓋を開けてみると、瞬く間に異次元の領域まで駆け上がった。「完全試合をしたすぐ後に、日本の天才はもう少しでまたするところだった」との見出しで特集した同紙は、佐々木朗について「非常に慎重なアプローチを取ってきた」と強調。「体づくりに専念させたりといったこのアプローチ」が奏功していると見ている。

 同紙は、今月10日のオリックス戦で達成した完全試合を「投手による史上最高のパフォーマンスの1つ」と表現。1試合における先発投手の有効性を測る指標「ゲームスコア」は平均が50で、100を超えるのは極めて稀という中で、佐々木朗は驚異の「106」を記録したことも触れた。

 地に足をつけて大きく育てたからこそ、珠玉の原石は輝きを増した。佐々木朗の“成長過程”は、今後も海の向こうから熱視線が注がれ続ける。

(Full-Count編集部)

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