鈴木誠也は「振るべき球を理解している」 指揮官が語る出塁率メジャー1位の理由

「2番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:AP】
「2番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:AP】

デビューから11試合連続出塁は球団タイ記録となった

■レイズ 6ー5 カブス(日本時間20日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたレイズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、1打数無安打3四球。出塁率はメジャートップの.581となった。初めて2番に据えたデビッド・ロス監督は、改めて選球眼の良さを称えた。

 鈴木は初回の第1打席に四球を選んでデビューからの連続試合出塁を11に伸ばし、1958年のトニー・テイラーと1902年のアート・ウイリアムズと並ぶ球団タイ記録となった。第2打席は二ゴロに倒れたが、第3、第4打席にも四球で出塁した。

 指揮官は、相手投手が慎重になっているのかを聞かれると「(投手の気持ちまでは)私からは言及できないが、そういう風には見えないかな。彼の選球眼が非常に良くて、振るべき球をよく理解しているということだと思う。彼ほどの選球眼があり、また球界の傾向として制球よりも球質(速さや変化量)を優先する傾向があるからいい形になっているのだろう」と語った。

 メジャーで初めて2番に座り、3出塁を果たした鈴木について「まだまだ多くの試合が残っているが、(2番としての)1試合目は良かったと思う」と評価した。

(Full-Count編集部)

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