大谷翔平の“魔球”は「フリスビーのよう」 溺愛アナリストは一晩経っても大興奮

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷がアストロズ戦で見せた6回被安打1本、12奪三振の快投から一夜明け…

 エンゼルスの大谷翔平投手への“愛”が止まらない米「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は21日(日本時間22日)、自身が司会を務めるポッドキャスト番組で「正真正銘インクレディブル。ショウヘイ・オオタニがマウンドに上がり、打席に立った昨日の試合について話をしないといけません」と話し始めた。大谷が20日(同21日)のアストロズ戦で演じた、6回1死まで一人の走者を出さない完全投球など、新たに築いた様々な“伝説”に触れた。

 大谷は他にも「投手で先発しながら、初回に2度打席が回った史上初の選手」となった。バーランダー氏はこれについて「まさにインクレディブルで、歴史的な初回でした。彼は野球というものを変えています」と紹介。

 さらに6回を1安打、12奪三振と圧倒した投球についても「私が今までに見た中でも、最高レベルに圧倒的な先発登板でした。彼の球は違法となるべきです。本気でそう思っています。スライダーはフリスビーのような動きをします。スプリットももの凄かった。スライダーをこれまで以上に投げていました」と振り返った。

 ただ、大谷の取材を続けるバーランダー氏にとってみれば、この試合も大谷にとっては最高のパフォーマンスではないという。「私の頭に浮かんだのは『No』でした。昨年のデトロイトでの先発登板を振り返ってみると、8回を投げて1失点。そして40号を放ちました。私の中では、長い回を投げるのは大事なことだと思っています。昨年のデトロイトでの先発登板の方が、より感心すべきものだったと私は本気で思っています」と、投手としてみればより長いイニングを投げることにも価値があるとしている。

 最後に「彼の限界はどこにあるのでしょう? 我々にはわかりません。見たことがないのですから。彼の限界が私はわかりません」と、大興奮で繰り返していた。

(Full-Count編集部)

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