首位快走のエンゼルスに地元紙太鼓判 2014年以来のPOへ「挑むことができる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルスは8勝5敗でア・リーグ西地区首位に立つ

 2022年シーズン、エンゼルスが好スタートを切った。ここまでチームは8勝5敗。ア・リーグ西地区首位に立っている。エンゼルスの地元紙は、過去5年で4度地区優勝を果たしているアストロズに「挑むことができる」、アストロズの地元紙は、エンゼルスが「良い方向に向かっている」と伝えた。

 20日(日本時間21日)の敵地・アストロズ戦で、大谷翔平投手が6回1安打12奪三振の快投を演じて今季初白星。前年王者・アストロズとの3連戦を2勝1敗で勝ち越したエンゼルスについて「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニがリードするチームは、ア・リーグ西地区のタイトル争いでアストロズに挑むことができる」と期待を示した。

 4月7日(同8日)からの開幕4連戦でエンゼルスはアストロズに1勝3敗と負け越したが、今回は勝ち越し。アストロズの地元紙「ヒューストン・クロニクル」によると、3連戦でエンゼルスがアストロズに敵地で勝ち越したのは4年ぶりの出来事。同紙は大谷の投球について「圧倒的なスプリッターと、それと同じくらいの脅威であるスライダーを武器に6イニングを通して、安定して打者を打ち取った」と評価した。

 記事はさらにエンゼルスに言及。「オオタニとトラウトという2人の球界のスターがいるにもかかわらず、この10年近くは良くても平均的なものだった」と指摘した上で、今季の戦いを「良い方向に向かっているように見える」と評した。2014年を最後にプレーオフ進出から遠ざかっているエンゼルス。大きなチャンスを迎えているようだ。

(Full-Count編集部)

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