大谷翔平、4タコ3三振 敵将は同点機の併殺打に歓喜「この試合1番のプレー」

「1番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「1番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ハイド監督は8回の大谷の併殺打に歓喜「おそらくこの試合一番のプレーだ」

■オリオールズ 5ー3 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・オリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打3三振に終わった。1試合3三振は今季3度目で打率.220。チームは3-5で敗れ、20連戦黒星スタートとなった。

 技巧派左腕ジマーマンの変化球攻めに苦しんだ。初回先頭はチェンジアップに空振り三振。3回先頭、1点を返した6回2死とスライダーにバットは空を切った。報道陣から「オオタニを3三振に仕留めた方法を球界のみんなに教えてくれますか?」と問われた左腕は、「自分のスライダーを信じただけさ。(大谷やトラウト、レンドンらと)3度対戦するのは容易ではないけど、同時にすごく楽しかった。そう言った選手たちと対戦するからこそ、この試合は面白いのさ」と笑顔で振り返った。

 2点を追う8回1死一塁で救援左腕ペレスと対戦。中堅方向へ強い打球を放ったが、遊ゴロ併殺打に倒れた。本拠地はため息が充満。オリオールズ投手陣に真っ向勝負を求めていたハイド監督は「ショウヘイを併殺に仕留めた場面は、おそらくこの試合一番のプレーだ。トラウトが後ろに控えていたからね。投手陣の活躍を、私は本当にうれしく思っている」と声を弾ませていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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